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川ちゃんの「カンボジア生活日記」

「アキラ地雷博物館」でのボランティア活動の中で出会った人々のことや、日々の可笑しくも楽しいカンボジア生活を綴っていきたいと思います。

結婚式のその後の不安な状況

6月26日(日)


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   ソテアレンとチャントリア


私のカンボジアの息子・娘であり、親友であるソテアレンとチャントリアの結婚式が、今月9日、10日とチャントリアの故郷のタケオで行われ、18日にはソテアレンの故郷のシェムリアップでも行われまして、私は両家の両親と共に式の最初から最後まで参加した為、書く時間が無くて先週と先々週のブログは休ませて頂きました。
申し訳ありませんです。
でも、2人からとっても幸せな気分を分けて貰い、私も幸福感に包まれ満足した次第です。
しかし、現実世界に戻ってみると、一編にメランコリーな気分に陥ってしまいました。



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   ソテアレンとチャントリアとどこぞのオッサン


日本で先週の22日に参院選の公示が行われ、いよいよ来月10日の投票日に向けて本格的な選挙戦に突入しましたが、各種世論調査の結果は、自公が非改選議席も併せて議席総数の3分の2を超える勢いとか。
安倍政権に対する支持率も、相変わらず非支持を上回ったまま。

「何でそうなるの?」と言わざるを得ません。

自公とその補完勢力が参議院で3分の2の議席を押さえると、衆議院では既に3分の2の議席を押さえていますから、間違いなく自民党結党以来の悲願である憲法改悪を発議してくるでしょう。
自民党の改憲草案を皆さん、ご存知ですか?
これはもう大変な代物でして、戦前回帰のアナクロニズム満載です。
9条の改悪が最も危険である事は言うまでもありませんが、それだけでは無いのです。
自民党は、現行憲法の三大原則である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義は維持するのだと口では言っていますが、大嘘です。
天皇を国家元首と位置づけ、可能な国事行為の範囲を広げていますし、基本的人権の尊重では、公益及び公の秩序に反しない限りという制限条項を設けて大幅に規制しようとしています。
平和主義においては既に解釈改憲で集団的自衛権の限定的行使容認を果たしましたが、自衛隊を国防軍とし、2項を外して限定的行使容認の完全容認化を図り、海外で戦争の出来る国を目指しています。
更に緊急事態条項を新たに設けて総理の権限を大幅に拡大し、総理の専横を許すものとなっています。

先日、ネットで古館キャスターが最後に出演した「報道ステーション」のドイツからのリポートVTRを見ましたが、ヒトラーの制定した「国家緊急権」と「緊急事態条項」の類似性に言及していました。
ヒトラーが経済政策と民族の団結を全面に打ち出した事、「強いドイツを取り戻す」という言葉で民衆から支持を得て行った事、そしてヒトラーは巧妙に言葉を言い換え、独裁を「決断できる政治」に、戦争の準備を「平和と安全の確保」と表現していた事を紹介していました。
正に安倍首相が、「積極的平和主義」とか「集団的自衛権の行使は戦争をする為では無く、抑止力を持つことで戦争を防止する為だ」などと言っているのとそっくり同じです。
憲法は本来国の暴走を防ぐ法律であり、国を縛るものですが、自民党の憲法草案は逆に国民を縛るものとなっています。
国家を国民の上に置く国家主権に貫かれています。

最近本も出て、巷で話題になっている自民党の有力な支援者集団である「日本会議」には、露骨に明治憲法回帰を訴えるメンバーも居る程で、この憲法草案が更に先鋭化する可能性もあります。
自民党が目指しているのは、国民一人ひとりが幸せを感じる事の出来る国作りでは無く、強い国作りなのです。
強い国を作るためには、国民一人ひとりの生活は二の次なのです。
公の為には民は少々犠牲になっても構わないとの考えなのです。

そんな国になっていいのですか、皆さん?
今、この暴走を止めないと、私達は子孫に顔向けが出来ない事になってしまいますよ。
今度の選挙は、そうした支配者階級、特権階級の目指す独裁国家とも言うべき専横政治体制を許すのか、それともそれにノーを突き付けるのかの歴史的分岐点の大事な選挙です。
是非ともそれぞれの皆さんが貴重な1票の権利を行使して、戦後最悪最低の安倍政権に引導を渡しましょう。
そうでないと、本当に死んでも死に切れません。




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  1. 2016/06/26(日) 23:18:50|
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人間の猫ちゃん?、リオ・オリンピック出場決定

6月5日(日)

参院選の投票日が、およそ1ヵ月後の7月10日と確定しました。
皆さん、何度も言いますが、今度の選挙は日本の針路、あり方を決める非常に大事な選挙です。
是非とも投票に行って、自公に鉄槌を下しましょう。
ああ、それなのに、それなのに、先頃のオバマ大統領の広島訪問で安倍政権の支持率がアップしたとか。
皆さん、オバマ大統領の広島訪問は確かに歓迎すべき事ですが、これは安倍さんの功績でも何でも無いと思いますよ。広島の被爆者団体などの、長い間の懸命な呼びかけに応じたオバマさん自身の英断だと思います。
そんな事で安倍総理は立派だなんて思わないで下さい。
オバマさんとの共同記者会見で、「日本はこれからも核廃絶に向けて、世界の先頭に立って頑張る」などと恰も国民受けのする事を言っていましたが、実際は何をやって来たのか。
国連の核兵器禁止条約に日本国政府は賛成していないのですよ。
核保有国以外の多くの国々が賛成票を投じている中、その先頭に立つべき日本が、アメリカの顔色を伺って、核は必要だとの立場です。
こんな風に、言っている事とやる事が全然違うのが安倍さんなのです。
安倍さんの一見温和そうな顔に騙されてはいけませんよ、皆さん。

選挙も迫って来た事だし、今日も、このまま安倍政権批判を続けようかと思いましたが、あんまり暗い事ばっかり言っていても、私の気分も滅入ってしまうので、今日は話題をガラッと変えます。




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右からアパートの先輩住人の田島さん、猫ちゃん、どこぞのオッサン。 「リラ・リゾ」の玄関にて撮影


実は、5年前にカンボジア国籍を取得してカンボジア人となり、4年前のロンドンオリンピックの男子マラソンにカンボジア代表として選出されながらも、国際陸連が参加資格を満たしていないと判断して出場出来なかったあのお笑いタレントの猫ひろし(本名・瀧崎邦明氏)38歳が、遂に夢を叶えて8月に行われるリオデジャネイロ五輪男子マラソン代表に決定したのです。

本当は5月8日にカンボジア代表選考会があり、そこで優勝して代表内定が出ていたのですが、正式発表が6月3日だったので、それまでこのブログへの掲載を待っていたと言う訳です。
5月25日の朝、博物館に向かっている途中で、偶然国道60号線を前方からバイクの伴奏者と共に凄いスピードで走って来る小柄で髭面の男性を見掛けたのですが、瞬間的に「あっ、猫ちゃんだ」と分かりました。(後で本人に確認したので間違い有りません。)
その日の内に、2年前、私の後の博物館ガイドを引き受けてくれた広島のミーハー・ミホこと田辺美穂子さんにその旨を連絡すると、「私は陸上と、柔道と、お笑いをこよなく愛する女です(ワケ分からん?)。だから、何としても猫さんの写真を撮って、ブログにアップする様に」との強い指示を受けてしまいました。
そこで、早速次の日に、私のアパート(ゲストハウス)の先輩住人の田島さんと一緒に猫ちゃんのシェムリアップでの定宿「リラックス&リゾート・アンコールゲストハウス」に行き、写真を撮らせて貰ったと言う訳です。

猫ちゃんは、実に気さくで感じのいい38歳の男性でした。
身長147センチと非常に小柄ですが、その全身にどんな困難にも負けない不屈の精神力を醸し出していました。
そうでないと、4年間、オリンピック出場の夢を諦めずに走り続けるなんて、到底出来る訳が有りません。並大抵の事では無かったでしょう。

4年前には批判もされました。
「国籍を変更してまで、縁もゆかりも無いカンボジア代表としてオリンピックに出場するというのは、それまで真面目に取り組んでいるカンボジア人選手に対して失礼だ」とか、「売名行為だ」とか・・・。
しかし、これまでの彼の涙ぐましい努力を考えると、今度は批判する人は誰もいないでしょう。
猫ちゃんに名刺を渡して、「オリンピックが終わって暇になったら「アキラ地雷博物館」にも是非一度来て下さい。」と言ったら、「行きます、行きます。アキラさんって、あの漫画「密林少年」の人でしょ。」って、言ってくれました。
「密林少年」をちゃんと読んでくれていたのです。
これで、私も益々ファンになりました。
オリンピックでの活躍を心より応援したいと思います。
そして、オリンピックが終わった後は、やはりこれまで通り日本とカンボジアを行き来しながら、出来たらカンボジア人のマラソン選手を指導するコーチになって欲しいですねえ。
その上で、カンボジアと日本を繋ぐ架け橋になって貰いたい、それが、カンボジアと日本をこよなく愛する私の願いです。



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左から日本語ペラペラのブラジル人・ホベルトさん、猫ちゃん、田島さん。


来週と再来週は、私の親友のソテアレンとチャントリアの結婚式が有り遠出をしますので、
恐らくこのブログは休ませて頂く事になると思います。
悪しからず、御了承下さいませ。
それが終わった後は、また、政権批判をバシバシ書きたいと思います。




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  1. 2016/06/05(日) 19:45:57|
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