川ちゃんの「カンボジア生活日記」
「アキラ地雷博物館」でのボランティア活動の中で出会った人々のことや、日々の可笑しくも楽しいカンボジア生活を綴っていきたいと思います。
「ピンクパラダイス」の夜、再び
7月17日(日)
先週の参院選の結果は散々でかなり落ち込みましたが、でも、いつまでも落ち込んでばかりもいられません。私に出来る次の一手を今考えています。と言うより、既に具体的な方針は立てていますので、近い将来日本に乗り込みますぞ。
まあ、それは置いといて、デング熱も12日には何とか回復し、13日から博物館ガイドに復帰致しましたので、快気祝い及び参院選残念会を名目に、あの
「めくるめく官能の世界・ピンクパラダイス」
に15日の夜、カンボジア人の仲間と2人で繰り出しました。
まあ、「めくるめく官能の世界」と言うのはウソで、「ピンクパラダイス」と言うのは普通の健全なカラオケ店なのですが、名前だけ聞くと何処か隠微で、男心をくすぐる響きを持っていますよねえ。何せ、
ピンク
の
パラダイス
ですから・・・
ゾクゾクッ
。
この店には昔は何度も来ましたが、今年1月に再上陸してからは今回が初めてでした。
店に入るなり昔の思い出が蘇り、思わずブルッと全身に震えが来ました。
(昔、一体何があったんや)
2人で唄うには余りに広い個室に案内され(まあ、店の女の子も3人居たので合計5人でしたが)、3時間余りに渡って、みんなで唄いまくってやりました。
カンボジアでは、日本の「北国の春」や「ここに幸あり」「お座敷小唄」などが、クメール語で唄われていて、カンボジア人はそれらがカンボジアの歌だと思っている様です。
私が唄うと、「カンボジアの歌とよく似ている」なんて言われます。
似ているんじゃなくて、日本の歌にクメール語で後から詩を付けたんだっちゅうに。
つい先月、親友でカンボジアの子供であるソテアレンとチャントリアの結婚式で、私が舞台に上がりこれら3曲を日本語で唄って、ヤンヤの喝采を受けたのが思い出されます。
あの時はホントに気持ち良かったなあ。
さて、ここ「ピンクパラダイス」には日本語の歌も沢山有り、唄う曲に困らないのですが、ただ歌本の中にある曲の題名が、アイウエオ順とか歌手ごととかでは無く、題名に歌手の名は付いているのですがてんでバラバラで、探すのに大変苦労します。
前に行った別の店では、ちゃんとアイウエオ順になっていて曲もここより多く、今や日本でも中々唄えない「怪傑ハリマオの歌」なども有り、大変気に入ったのですが、如何せんここより料金がかなり高いのがネックです。
まあ、そんなこんなの困難を乗り越えて、2人で30曲位唄ったでしょうか。
私に付き合って一緒に行ってくれた仲間は、ソヴィアと言うカンボジア人です。
ソヴィアとは、前に住んでいた3年間で、何度もカラオケやビアガーデンに一緒に行った友達です。
2人とも、歌とビールをこよなく愛していて、前にビアガーデンで2人でタワービール2本と更にピッチャー1本を空けたことのある最強タッグです。
今年1月に再上陸してから電話では何度か話したものの、直接会うのは今回が初めてでしたが、2年間のブランクをいともたやすく乗り越えて、2人で力一杯飲みまくり、唄いまくりました。
帰る時に請求書を見たら、2人で缶ビール24本飲んでいました。
ほんまにようやる~。
私は、ついこないだまでデング熱で、その間約3週間に渡ってビールを全く口にしていなかったのですが、お陰様でもう完全に復調した様です。
良かった、良かった。
このソヴィア、昔一緒にここ「ピンクパラダイス」に来た時にこのブログ
(2012年9月23日分)
に登場したのですが、その時には勤め先の関係で顔を晒すのがまずかった為顔を黒塗りにしたのですが、今回は勤務先も変わっていて顔を晒しても問題無い為、晴れて素顔をお見せします。
中々の男前で、気持ちの優しい好青年です。
まだ独身で結婚相手を募集中ですので、我こそはと思われる日本人女子、カンボジア人女子は、私が中を取り持ちますのでどんどん御応募下さいネ。
後継者募集中
お問い合わせは joyful57@hotmail.co.jp(川広)まで
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2016/07/17(日) 15:21:43
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「最後のお願い」
7月7日(木)
毎週日曜日にこのブログを書いていますので、参院選投票日を1週間後に控えた7月3日(日)に当然「最後のお願い」を書くつもりでいたのですが、2012年に続いて何と人生2度目のデング熱を患ってしまい、4日まで入院していました為に書くこと能わず、遅れに遅れて今頃書いている始末です。どうぞお許し下さい。
さて、10日の投票日まであと3日。
体調はまだ優れませんが、「最後のお願い」をせずしては寝るに寝られず、食べるに食べられず、飲むに飲まれず(我ながら信じられない事に、ビールをもう何日も飲んでいません。こうなったら、もうこのまま10日まで酒を断ちます)、老体病体に鞭打ってパソコンに向かっております。
「政治を変える」
これは、40数年来の私のライフワークですので、どうしても黙っている訳には参りません。
皆さん、どうか私からの「最後のお願い」に、片方だけでも結構ですからお耳をお貸し下さい。
何度も申しますが、今回の参院選挙は憲法を守るのか、壊すのか、民主主義を維持するのか、破壊するのかの分岐となる大変大事な選挙です。
まずは、何としても投票所に足をお運び下さい。
そして野党候補に1票を投じて下さい。
国民を蔑ろにする自公の強権政治を、これ以上許してはなりません。
しかし、野党の中にも怪しげなのが一杯いますのでお気を付け下さい。
「おおさか維新の会」だとか「日本の心を大切にする党」「新党改革」「幸福実現党」などと言うのは自公の補完勢力ですから、全く期待出来ません。
また、「支持政党なし」と言う政党にもお気を付け下さい。
これも、完全に自公の別働隊ですので。
本当に支持政党の無い人が、白票の替わりに「支持政党なし」と書いても、この政党に票が行ってしまいますので、ご用心、ご用心。
しかし、それにしても何で選管は、こんな政党名を許可したんですかねえ。
今回の選挙では、初めて「民進党」「日本共産党」「生活の党と山本太郎となかまたち」「社民党」の4野党が、選挙協力を実現しました。
また、5月15日のブログで書きました様に、憲法学者の小林節教授も「国民怒りの声」を打ち立てて、選挙に臨んでいます。
学生団体「sealds」や、日弁連他数多の市民団体、労働団体も、全国各地で立憲主義を守る戦いを展開しています。
本当は、これらの政党や団体が担ぎ手になって、更に強力なシンボルを神輿として担ぎ出し、戦えたらもっと良かったと私は思っていますが、まあ、それは置いといて、これらの野党に1票を投じましょう。
自公とその補完勢力を引き摺り倒しましょう。
ここでもう一度、安倍政権のやって来た事、目指しているものを検証してみます。
安倍首相が嘗て口癖の様に言っていた言葉があります。
それは「戦後レジームからの脱却」です。
意味は、戦後のGHQ占領下で出来上がった日本国憲法を始めとする法令や制度からの脱却です。
この狂信的とも言える信念に基づいて、これまで「教育基本法の改悪」「教科書検定の強化」、「愛国心教育」、「武器輸出3原則の見直し」「特定秘密保護法の制定」「集団的自衛権の行使容認」等々行ってきました。
そして、最後の総仕上げとして、祖父の岸信介でさえ成し得なかった「憲法改悪」を成そうとしています。
これらは、裏を返せば戦後民主主義の全否定に他なりません。
戦前の憲法、つまり明治憲法下での国家主権、天皇中心主義、国の為に命を捧げる事を厭わない人間作り、そうした国を目指しているのです。
そんな馬鹿な、余りにも大げさだとお思いかも知れませんが、実際安倍首相の取り巻き連中が次の様な発言をしているのがネットのユーチューブで流れていますので、是非ご確認下さい。これを聞いて、私は唖然としました。
まさか、ここまでとはと。
稲田政調会長
「国民の生活が大事なんて政治はですね、私は間違っていると思います。今私たちが生きているのは、私たちの今の生活が大切なんじゃなくて先人から引き継いで来た・・・世界中で日本だけが、同義大国を目指す資格があるんです」
長勢元法務大臣
「国民主権、基本的人権、平和主義、これをなくさなければ本当の自主憲法ではないんですよ」
これらの言葉に、彼らの本音が如実に表れています。
「戦後の民主主義などというものは、日本という国家を守る為には邪魔者以外の何物でもない、国民一人ひとりの幸せなんか、国家の大儀の前には取るに足らない小さなものに過ぎない」と。
これらの言葉に唖然とはしましたが、でも支配する側に立とうとする人間がこうした考えを持つのはある程度予測が付きます。こうした考えの人間はどんな時代にも少数とは言え一定数存在し、そうした考えを変えさせようと思ってもそれは不可能でしょう。
権力欲に取り付かれ、国民一人ひとりの幸せよりも国家を第一に考え、己が常に一般大衆の上に君臨して人々を将棋の駒の様に動かして行く。
でも、我々一般大衆の方が、そんな連中よりも圧倒的に多数を占めているんです。そんな連中の思うままに動かされる必要は無いんです。
人類の歴史は、そうした極少数の為政者の圧政に対する庶民の戦いの歴史であり、その戦いの中で基本的人権、国民主権、その他の権利を獲得して行ったのです。
今こそ選挙で、こうした圧政者と戦うべき時です。
気に食わないマスコミへの攻撃も、激しさを増して来ています。
「政治的公平性を守る」と言った一見もっともらしい理由付けで有形無形の圧力を掛けて、政権側に不利な内容の報道は自粛する傾向が一段と強くなって来ています。
政権に批判的というよりも、むしろ世の中の動きを正しく捉えた報道をしていたニュースキャスターやジャーナリストが、次々と番組を降板しています。
高市総務大臣は、先頃の国会答弁で「政府が行政指導を行っていても報道の偏重を改善しない場合は電波停止が有り得る」旨の発言をしましたが、これなど正に報道の自由を踏みにじる暴言であり、一昔前なら即刻大臣を解任されていたでしょう。
国際NGO「国境無き記者団」の発表した2016年度の「報道の自由度ランキング」では、日本は世界180か国中72位でした。
今や正に、報道の自由、表現の自由は危機的状況にあります。
現政権は、圧倒的多数を得たという事で反対意見には一切耳を傾けず、正にやりたい放題。この為、国会審議も全く形骸化していて、議会制民主主義の体を成していません。
自民党の中にも、恐らく少数とは言え政権中枢に批判的な人も居るはずですが、我が身可愛さで声を上げません。
公明党は、政権にしがみつく事が目的化していて、お追従ばかり。下手を打って自民党に切られると、またぞろ「政教分離問題」を蒸し返されてしまいますから、切られる訳には行かないのです。
こうした政治体制を許していては、日本はお先真っ暗です。それこそ、北朝鮮や中国といった独裁国家と何ら変わらない国になってしまいますよ、皆さん。
自由民主党という党名は、いかにも自由と民主主義を信奉する政党だとのイメージを膨らませますが、そのムードに流されていつまでも自民党に投票していると、もう取り返しのつかないことになってしまいます。自民党の本質を見ましょう。
戦前、ごく少数の人達だけが命懸けで戦争に反対しましたが、多くの大衆はムードに流されて戦争遂行勢力となりました。
その結果はどうでしょう。
一部の特権階級や軍部指導者は何ら犠牲を払う事は有りませんでしたが、300万人にのぼる兵士や民間人が犠牲となり、国民は塗炭の苦しみを味わう事となりました。
もう同じ過ちを繰り返してはなりません。
ムードに流されて本質を見る事を忘れていては、また同じ過ちを繰り返す事になります。
今ならまだ間に合います。
と言うより、もうこれが最後のチャンスかも知れません。
今度の選挙で自公を勝たせてしまえば、もうこの先、選挙で世の中を変える事はできなくなるかも知れません。
政権側は、これまで自分たちに有利な様に選挙制度を変えて来ましたが、今後更に選挙制度の改悪を進め、衆議院でも参議院でも何れは比例代表を無くして小選挙区制の1本化を目指して来るでしょう。今でも少数野党は議席を得にくい状況であり民意は反映されにくく、3割の得票率で7割の議席を得られる状態なのに、更に進んで1割の得票率で9割の議席を得る事になりかねません。
そうなると、もう選挙で自民党を倒す事は不可能となってしまいますよ。
最後にもう一度お願い致します。
10日の投票日には、是非とも自公とその補完勢力では無く、真の野党に投票して下さい。
「自分はいつでも国の為に死ぬ覚悟は出来ている。自分や周りの人間の幸せよりも、日本という国が大事なんだ、自民党と考えは全く同じなんだ」という貴方には、お願いは致しません。どうぞお好きにして下さい。
でも、これまで何となく自公に投票していた方、他に信頼出来る政党が無いので止むを得ず自公に投票していたと言う貴方、また選挙にすら行っていなかったそこの貴方、今回の選挙はあなた方の力が何より必要なのです。
是非、お力をお貸し下さい。宜しくお願い致します。
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2016/07/07(木) 14:45:28
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