12月11日(日)
今年も、もう残り20日を切ってしまいました。
月日の経つのは本当に早いですねえ。
こちらカンボジアは、暑くて大変・・・と言っても、朝晩は時に涼しく感じる時もありますが、日本の皆さんは毎日寒くて大変でしょう。お察し申し上げます。
さて、今回のブログは我らが同士・後藤夫妻のことに付いて書こうと思います。
先月27日から今日まで、応援団員の後藤一幸・朱実夫妻がシェムリアップに滞在されていました。
今回で、カンボジア渡航がちょうど10回目だそうです。
ほぼ、年2回のペースで来られていて、御夫妻共に、私と同様にカンボジア大好き人間です。
奥さんの朱実さんは、去年の10月、11月の2ヶ月間、博物館で私の替わりにボランティアガイドも引き受けて下さった方で、このブログの2015年10月5日付けの「初めまして。よろしくお願いいたします」から2015年11月19日付けの「ありがとう~、感謝を込めて、そしてまた会えるときまで・・・・」を担当して戴いています。
また、2013年8月5日付けブログ「後藤夫妻と共に行くカンボジア・ミニ・ツアー」にも登場して頂いていますので、皆さんもよく御存知だと思います。
後藤夫妻と私はほぼ同年齢ですが、お二人は私なんかより遥かにエネルギッシュで、これまで地域での様々な活動を始め、大地震のあったネパール支援の為、現地を訪問しただけでなく、帰国後に写真展を開いて被災地の現状を多くの人に知らせ、支援金を募ってそれでまた被災地支援を行ったり、カンボジアに対しても、仲間に呼び掛けて文房具や本、おもちゃ、衣服を集めて孤児院や学校、貧しい村に寄付したりと、それはそれは精力的に活動されています。
又、趣味の分野でも、酒と歌位しか興味の無い私と違って、お二人とも楽器演奏(ギター、フルート)、マラソン、写真etcと実に多彩です。
私も日本に帰っていた2年間で2回、三重県の御自宅を訪問し、泊めて頂いた上で色々な話を伺わせて頂きました。
思えば後藤夫妻とは、長い付き合いになりました。
中日新聞に載った私の紹介記事(犯罪者として載ったのではありませんので念の為)を見たと言って2012年10月に連絡を頂き、その後メールでのやり取りが続き、2013年1月には御夫婦揃って応援団員登録をして下さり、そしてその年の2月6日に博物館を訪問して頂きお会いしたのが最初の出会いでした。
その前にも博物館にはお越し頂いていたのですが、私が不在でお会い出来ていませんでした。
カンボジアにお越し頂く度に、色んな所に御一緒させて頂いていますが、今回も何箇所か同行させて頂き、何人かの人にお会いしました。
その中で、特に印象に残ったのが次の2人の人物です。
その一人は大房明良君と言って旅行会社「チョルモイツアーズ」を経営しながら、語学学校や保育園を作ってスラム街や農村部の貧困に喘ぐ子供達の支援を行っている26歳の若者。
左から後藤朱実さん、一幸さん、そして大房明良君

大房君の運営している語学学校
そしてもう一人は、山勢拓弥君と言って、一般社団法人「クマエ」を立ち上げ、バナナリーフペーパーという、バナナの木の幹から繊維を取り出して、それで紙を作ってポストカードとか名刺などの製品にし販売する事でゴミ山で暮らす人々に雇用の場を提供し、生活支援している23歳の若者。
山勢拓弥君

バナナリーフペーパーの工房

山勢君が支援しているフリースクール
この2人の若者とは、後藤夫妻も私も、前々からの知り合いでしたが、今回改めて話しを聞かせて貰い、3人で深く感銘を受けた次第です。
2人ともまだ大変若いのに、実にしっかりした人物でした。
2人の人物紹介については、また日を改めてやりたいと思いますが、この2人から多くの事を学ばせて貰いました。



紙すきの工程
後藤夫妻とは、滞在された15日間で他にも色々な所に同行させて貰い、私も随分刺激を受けました。
今からもう、来年の御来訪が楽しみです。
もっとも私は、半分は飲んだくれていたので、本来は倍の刺激を受けられたのに大きく損をしてはいますが・・・。
我々の仲間のチャイに連れて行って貰った村で、子供達に文房具やお菓子、ぬいぐるみを配る後藤一幸さん

村で食事を御馳走になる後藤夫妻
後継者募集中
お問い合わせは joyful57@hotmail.co.jp(川広)まで
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- 2016/12/12(月) 17:46:12|
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