川ちゃんの「カンボジア生活日記」
「アキラ地雷博物館」でのボランティア活動の中で出会った人々のことや、日々の可笑しくも楽しいカンボジア生活を綴っていきたいと思います。
後藤夫妻と共に行く「カンボジア・ミニ・ツアー」
一二三教室にて 後藤夫妻と浦田さん
8月4日(日)
今年の3月頃、博物館の直ぐ近所に日本人が支援している「ヴィセート・ガルナー・レストラン」がオープンしました。このレストランは、その売り上げでもって、村の貧しい人々をサポートしたり、子供たちに日本語を教えたりしている様です。
また、博物館に向かう途中のプロダック村に、現在「カンボジアの恵まれない子供たちをサポートする会」の事務所?が建設中ですが、これにも日本人が関わっている様です。日本人も色んな場所で頑張っていますねえ。
さて今週の話題は、先週のブログ「元気を貰ったスロラニュ小学校運動会」にも御登場頂いた、日本からのお客様後藤さん御夫妻と一緒に行った思い出の場所あれこれです。
後藤さん御夫妻は三重県からお越しで、御夫婦共に「アキラ地雷博物館・日本人応援団」の応援団員にもなって頂いていて、私にとって大変VIPなお客様です。
7月12日から20日までカンボジアに滞在されて、その間お二人だけでバッタンバンの岩田亮子さんの孤児院「Hope Of Children」も訪問されましたが、私もシェムリアップ州内の何箇所かに同行させて頂きました。
まずは、カンボジアの子供たちの為に絵本をどっさりお持ち頂いたので、それを届ける為に訪問したのが、「一二三教室」「山本日本語学校」「ワットボー小学校」「IKTT伝統の森」etc。
後藤さんと一二三先生、峯村さん
山本日本語学校にて
後藤夫妻と森本さんと何処かのおっさん
「一二三教室」では、一二三先生に本を届けると同時に、音楽バンド「MILO」を主宰している浦田彩さんによる音楽の授業も見学させて貰いました。浦田さんの授業は、子供たちの心をしっかり掴んだ大変素晴らしい授業でした。後藤さん夫妻も負けじ劣らじ、子供たちにフルートとギターの演奏を披露し、子供たちから万雷の拍手を受けていました。
「山本日本語学校」でも、荒井先生や他の先生の授業を見学させて貰いましたが、どの子も日本語を勉強する目的意識が高くて、とても熱心に勉強していました。
「ワットボー小学校」では、残念ながら田中千草さんがちょうど日本に帰国していて会えませんでしたが、校庭に響く子供たちの声を直接聞く事が出来ました。
「IKTT伝統の森」では峯村さんに本を渡すと同時に、森本さんから直に色々お話しをお聞かせ頂き、また牛神様の建設工事の現場も見せて頂きました。
他にも本を届ける為、或いはテレビやフェイスブック、ブログでお馴染みのカンボジアで活躍している色々な人々に面談する為あちこち訪問しました。
オールドマーケットに行って花田礼子さんに「ワット月下日本語教室」への本を託し、ソピアに「氏本教育センター」への本を渡し、テレビで知った淡水魚研究家の佐藤智之さんをナイトマーケットに訪ね、又カンボジア人・チャイ君からカンボジア農業の現状についての話しを聞かせて貰い、「HUGS」の志村晋平氏や養豚ガールこと山田史織さんにも会い・・・。
残念ながらお会い出来なかった人も・・・。
「JASA」の小出陽子さん、「アンコール小児病院」の赤尾和美さん、ぢゃがいも君は用事が有ったり不在で会う事が出来ませんでした。
また、「上智大学アンコール遺跡国際調査団」の三輪悟さんや「カンボジアCheers 」の西えり子さん、「ワットボー小学校」の田中千草さん、「スナーダイ・クマエ孤児院」のメアス博子さんらは偶々日本に帰国中でお会いする事が出来ませんでした。
「スロラニュ小学校」を訪問した時の様子は先週お伝えした通りですが、この時、代表の飯塚由美子氏に、お二人から理科の学習教材が贈呈されました。
他にも一之瀬泰造の墓へ行って手を合わせたり、西バライに行って以前写した写真を子供に届けたり、「バイヨン情報センター」を訪問して、アンコール遺跡の設立過程やカンボジアの歴史を勉強したり、或いは「ファー・サーカス」(バッタンバン・サーカス)を見学して熱い演技に魅了されたり・・・。
一之瀬泰造の墓の前で
ファー・サーカス
本当に中身の濃い1週間でしたが、そんな中圧巻は「プノン・ボック」及び「バンテアイ・トム」と言う、どちらかと言えばマイナーな2つの遺跡訪問です。
お二人はもう何度もカンボジアに足を運ばれているので、私なんかより遥かに多くの遺跡を訪問されていらっしゃるのですが、この2つについては今回が初めての訪問でした。
「プノン・ボック」はノンバンチョで有名なプロダック村に有る「バンテアイサムレ遺跡」を更に東に進んだ先に有り、「プノン・クロム」「プノン・バケン」と並んでアンコール三聖山の一つですが、700段を越す階段を登った先に崩壊した寺院と一部のレリーフが残っているだけの状態の為、余り人が訪れません。
お二人は日頃マラソンや山歩きで鍛えている為平気でしたが、私なんか頂に辿り着くまでに何度も死に掛けました。
古川さんの先導でお二人に加え私、赤澤さん、ソピアップの5人で行ったのですが、古川さんは還暦の割には意外と元気でしたが、若いカンボジア人のソピアップは私と同様死んでいました。
65歳の赤澤さんは、最初から階段登りを断念しました。
そんな苦労の先にあった「プノン・ボック」でしたが、見下ろす景色は最高でした。
一方「バンテアイ・トム」ですが、こちらは「アンコール・トム」を北に進んだアンコールクラウ村に有り、道なき道を3台のバイクに分乗して6人で向かいました。
お二人と私、古川さん、それにカンボジア人のソテアレン、ソピアップの6人です。
ここも場所が大変辺鄙である為、観光客はまず訪れません。
崩壊が進んでおり、また盗掘にあって、アプサラやテバダーの顔の多くが削り取られているのが残念ですが、しかし、我々の他には警備の人が居るだけで、観光客が全く居ない為、目を瞑ると静けさの中で、悠久の歴史に思いを馳せる事が出来ます。
プノンボック
プノンボック山頂にて 後藤夫妻と古川さん、ソピアップ
プノンボック山頂に展示の火砲
バンテアイトムにて 後藤夫妻と古川さん、ソテアレン、ソピアップ
削り取られたデバター
そんなこんなの1週間でしたが、お二人のお陰で、私も数々の貴重な体験をさせて頂く事が出来ました。本当に有難うございました。
またカンボジアでお会い致しましょう。
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2013/08/05(月) 23:19:40 |
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私の携帯番号とメールアドレスをお教え致しますので、そちらに御連絡頂けますか?
携帯番号 097-313-9229
日本からお掛けになる場合は(+855)973139229です。
メルアド joyful57@hotmail.co.jp
2013/08/06(火) 11:01:09 |
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