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川ちゃんの「カンボジア生活日記」

「アキラ地雷博物館」でのボランティア活動の中で出会った人々のことや、日々の可笑しくも楽しいカンボジア生活を綴っていきたいと思います。

「アキラ地雷博物館への支援を求めて」パート2

7月23日(日)

先月の22日に1人でプノンペンの日本大使館に行った話しは、既に6月25日のブログ「アキラ地雷博物館への支援を求めて」で書きましたが、今回はその続きの話です。

3日前の7月20日(木)に、アキラ氏の最強最大の支援者であり「ランドマイン・リリーフ・ファンド」の設立者であるアメリカ人のビル氏(正確にはウィリアム・モース氏)と、地雷撤去NGO「CSHD」のカンボジア人スタッフであるソーパーリー(正確にはソフィン・ソーパーリー)と私・川ちゃん(正確には川広肇)の3人で、再度日本大使館(正確には・・・やかましい)に出向きました。
私は「アキラ地雷博物館」にとって、あくまで外部のボランティアである為、アキラ氏の今後の具体的な計画や諸々の数値までは把握していませんので、この2人に同道して貰い、2人から日本政府に対して具体的な計画を伝えて貰い、支援を引き出すにはどうしたら良いかを聞いて貰う為でした。
我々に対応してくれたのは、大使館の中の経済協力班の二等書記官の方2名と、現地NGOに対する支援を担う「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の外部委嘱員の方1名の合計3名の方でした。この内の2名の方は、前回私がお会いしましたが、もうお一人が新たに同席されました。
お互いの会話は英語だったので、私には殆ど理解出来ませんでしたが、後からビル氏に聞くとかなり良い感触を得た様です。
「グッド・トーキング?」と聞くと、「オー・イエィ.サンキュー」と言っていましたから。

アキラ氏は、NGO「CSHD」を通じての地雷撤去活動、「アキラ地雷博物館」と「リリーフセンター」(孤児院)の運営に加えて、田舎での学校建設(「RURAL SCHOOLS VILLAGE PROGRAM」)にも力を入れていまして、これまで20校の学校建設をして来ていてこれからも建設を続けますが、どうやらその学校建設に対して、日本のODA資金からの協力が得られるのではないかとの事です。
何れにしても、これから申請を上げて10月の決定通知を待つ事になりますが、上手く行く事を祈っています。

そもそも日本のODA資金は、国民の税金でありながら、その使われ用にしばしば疑問の声が上がったりします。
外国のインフラ整備に使われる事が多い様ですが、その支援を受けた外国政府が例えば道を作ったり橋を架けたりするのに、地元住民の意向を無視して経済優先で行う為に、地元住民から日本政府に対して反発の声が上がったりとか。
ですから、その使われ方にも丁寧な検証を行う必要が有ると思いますが、今回のアキラ氏に対する支援は、カンボジアの全ての国民から感謝されこそすれ、誰一人日本政府に対して文句を言う人はいない筈ですから、こうした支援なら大いにやって欲しいと思います。
私としても、何とかこのミッションを成功させる事で、我々日本人が「アキラ地雷博物館」とアキラ氏を応援している事を、これまで以上に内外に広く示したいと強く望んでいます。



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シェムリアップ空港で飛行機に向かうミスター・ビル


さて、ここからはオマケの話ですが、今回はシェムリアップからプノンペンに行くのにビル氏と私は飛行機を利用しました(ソーパーリーだけはバスでしたが)。
私は、これまで7、8回プノンペンに行った事がありますが、いつもバス利用であり、飛行機を使ったのは今回が初めてでした。
シェムリアップからプノンペンまでは距離にして320キロあり、バスだと片道6、7時間掛かりますが、飛行機だとアッという間で、1時間も掛かりません。
料金はバスで往復25ドル前後ですが、飛行機の方は80ドルでした。



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トゥクトゥクに乗ってプノンペンの街を走る


この飛行機で、ちょっとしたトラブル有り。
国内便なので、持ち込み荷物の事は一顧だにしていませんでしたら、何とたまたま他の文房具と一緒にショルダーバッグに入れていたハサミが見つかり没収されてしまいました。
昔、国際線でカッターナイフを押収された事が有りますが、ナイフなら仕方無いにしても、ハサミ位いいんでないの?
ハサミが凶器になると言うのであれば、定規だってボールペンだって、何だって凶器になり得るんでないの?
納得出来ませんが、規則なんで仕方無し。
諦めましたが、勿体無いなあ。普通のハサミでしたからまだいいものの、あれがもっと高価なものだったり思い出の品だったりしたら、悔しくて何日も眠れない日が続いただろうなあ。



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警備に当たる軍人、手には自動小銃が。

それからもう一つ。
空港を出た時、何メートルにも渡って、道路の両側に自動小銃を携えた凄い数の軍人がいるのに驚きました。
何でも、ベトナムの要人が今日プノンペンを訪問するので、その警護の為に駆り出された様ですが、その物々しさに戦慄を覚えました。
警官のピストル位ならまだしも、あの大きな自動小銃を携えた軍人に対しては心底恐怖を感じました。
日本の安倍首相は、自衛隊を軍隊に昇格させる事を悲願としていますが、軍隊は正に暴力装置です。
他国と戦うだけで無く、自国の国民に対する抑圧機能を果たします。
例えば、政府に対して批判的なデモや集会が呼び掛けられた場合、あの銃を持った軍隊が周りを取り囲めば、多くの人は参加を躊躇うでしょう。
正に、憲法で保障された言論の自由、集会の自由の圧殺です。
カンボジアでは、来年の総選挙に向けてあの軍隊があちこちに出没し、国民を威圧する事でしょう。
日本は民主国家だから、自衛隊が例え国防軍という名の軍隊になっても、国民を抑圧する事なんて有り得ないと考える人も居るかも知れません。
でも、それは幻想に過ぎません。
民主勢力を敵視する連中にとっては、政権批判をする人々は正に敵です。
安倍首相が図らずも、東京都議選の応援最中に「安倍やめろ」コールをした人々に対して「こんな人たち」呼ばわりした事が、彼の胸中を端的に物語っています。
こんな首相がもし軍隊を持ったら、あの秋葉原での「安倍やめろ」コールは完全に封殺されていたでしょう。
軍隊に発砲させる事など訳ありません。
相手方にスパイを潜らせて、その人物に騒動を起こさせれば幾らでも取締りの口実が出来ます。
そうなれば、日本でも民主勢力の合法デモや国会前での集会など皆無となってしまい、正に北朝鮮などと同様の独裁国家の誕生となりかねません。
そんな事を決して許してはなりません。

カンボジアの自動小銃を携えた軍人を目の当たりにした時、ついついそんな事を考えてしまいました。


DSCN2360.jpg
帰りの飛行機のチェックカウンター



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  1. 2017/07/24(月) 01:01:09|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

見解の相違

びっくりぎょうてんです。こんなに見解に違いがあるとはぜんぜん思ってもみませんでした。わからないものですね。^^;
  1. 2017/07/24(月) 20:22:23 |
  2. URL |
  3. pinponpan #-
  4. [ 編集 ]

返信

そうですか。それはちょっと残念です。
  1. 2017/07/24(月) 20:42:50 |
  2. URL |
  3. 川ちゃん、又の名をジョリー #chUQYzFk
  4. [ 編集 ]

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