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川ちゃんの「カンボジア生活日記」

「アキラ地雷博物館」でのボランティア活動の中で出会った人々のことや、日々の可笑しくも楽しいカンボジア生活を綴っていきたいと思います。

憂鬱な気分

10月8日(日) 


カンボジアは今や雨季最終盤で、連日雨が降っています。
と言っても一日中降る訳では無く、今日も1時間程降っただけですが。
でも、雨季に入った5月頃(今年はもう少し早くに入った気もしますが)から先月までの事を考えるとやはり雨量が多く、先週は街のあちこちで冠水していました。
恐らく、これから月末に掛けて、もっと激しい雨に見舞われるのではないかと心配しています。
道路が冠水すると、バイクの私としては本当に大変です。博物館に行く道中が思いやられます。
何とも憂鬱な季節で気が滅入りますが、気が滅入るのは何も天候だけではありません。


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日本の総選挙が明後日10日に公示され、22日に投開票ですが、今回の選挙は何とも希望の持てない、お先真っ暗な選挙という気がしてなりません。
北朝鮮の脅威の為世の中がどんどん右傾化していて、先人が勝ち取って来た反戦平和の思想、民主主義の土台が大元から崩れて来つつあります。
何とも憂鬱な選挙です。

憂鬱の種は他にも有ります。
今年7月に国連で「核兵器禁止条約」が締結され、世界の122カ国がこれを採択しましたが、何と日本はアメリカ、ロシア、中国などの核保有国と共に条約締結に反対しました。
その言い分は、核保有国が参加しない条約では効果が無いと言うものです。
1997年の対人地雷禁止条約(162カ国が批准)、2010年のクラスター爆弾禁止条約(95ヶ国が署名)では、日本でも相当の反対意見も有った中で何とか締結に漕ぎ着けていますが、この核兵器禁止条約では、世界の中で唯一の被爆国であり、条約締結のリーダーとなるべき日本が、被爆者の願いに背を向けたのです。
安倍政権の本質を見る思いです。
ただ、今年のノーベル平和賞に、この条約締結に貢献した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が選ればれた事が、唯一の救いでは有りますが。
因みに、1997年の対人地雷禁止条約では、「地雷禁止国際キャンペーン」(ICBL)がノーベル平和賞を受賞しています。
これらの条約は、即効性は無いかも知れませんが、確実に保有国に対するプレッシャー効果を発揮していると考えます。

もう一つ憂鬱な事。
それは、日本では無くここカンボジアの政治状況です。
カンボジアでは来年7月に総選挙が行われます。
その総選挙を前に、現政権側による敵対勢力に対する弾圧がじわじわと始まっています。
先月には最大野党の党首が言われ無き罪で深夜逮捕され、政権に批判的な報道を続けていた新聞社が廃刊に追い込まれました。
およそ民主主義とは相容れない、野党潰し、言論弾圧が始まっています。
前回(2013年)の総選挙並びに今年の地方選挙の結果に危機感を抱いたフンセン首相が今後何をやって来るか、現在の政治状況を変えたいと願っている人々は固唾を飲んで見守っています。
アキラ氏を始め私の仲間のカンボジア人達も、例外では有りません。
カンボジアには軍隊も有りますから、軍が出て来る可能性も十分考えられます。
本当に憂鬱な、カンボジアの政治状況です。


ハアッ(深い溜め息)。
今回のブログは憂鬱な事ばかり書いて、すっかり気が滅入ってしまいました。
こんなの読まされた皆さんも、堪ったもんじゃ無いですよね。
次からは、もっと明るい話、面白い話を書きますから、どうぞ見捨てないで下さい。

ハアッ。



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  1. 2017/10/09(月) 01:54:33|
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