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川ちゃんの「カンボジア生活日記」

「アキラ地雷博物館」でのボランティア活動の中で出会った人々のことや、日々の可笑しくも楽しいカンボジア生活を綴っていきたいと思います。

地雷原訪問

10月22日(日) 


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昨日21日の土曜日、私は日本人4人と一緒にシェムリアップ州内の地雷原を訪問致しました。
本当はアキラ氏に連れて行って貰う事になっていたのですが、先月私と約束した後に、アキラ氏はビルさんと一緒に中東のドバイに行って講演する事になったので、急遽バーンの車をチャーターして行きました。
バーンと言うのはアキラ氏と同郷のカンボジア人で、昔アキラ氏の活動を手伝っていた事のある人物です。
日本語も、英語も堪能なので、これまでも何度か地雷原に連れて行って貰い、アキラ氏が居ない時にはアキラ氏に代わって通訳をして貰いました。
8月に柏木先生らと一緒にコンポントムの地雷原に行った時も、このバーンの車で行きました。
「柏木先生、カンボジア来訪の記」

今回の地雷原はシェムリアップ州内であり、街から車で1時間ちょっとの所でした。
まあ、途中がガタガタ道だったので、ゆっくり走った為1時間半位掛かってしまいましたが。
アンコールトム遺跡からも近く、博物館からだとバイクで30分位で行ける場所です。
実は、行くまでは場所を知らなくて、アキラ氏からはシェムリアップ州内で車で1時間位の所と聞いていただけだったのですが、段々近付くに従って「ここは、もしかして」と思ったらやはりそうでした。
去年の5月に、あの応援団員の後藤夫妻と一緒に訪問した地雷原のすぐ傍でした。
去年、その村の村長から地雷撤去の要請を受け、一定範囲の撤去活動を行いましたが、まだ3分の2くらいが残っていて、その残った地を今月と来月2ヶ月掛けて撤去活動するそうです。
村の中を1本の道が走っていますが、その道から僅か50メートル位の所が地雷原なのです。
周辺には当たり前の様に民家が点在し、田んぼや畑もあります。
こんな場所に、まだ多くの地雷や不発弾が眠っているのです。
この地は、内戦時代ベトナム軍が陣を構えていた場所との事ですので、この場所でベトナム兵とポルポト兵とが戦い、両軍が共に地雷を埋めたのでしょう。

CSHD(カンボジアン・セルフ・ヘルプ・デマイニング)の隊員達17人は、先月27日にこの地に入り、今月25日に一旦活動を終了して引き上げる予定でしたが、途中何日か雨で活動が出来なかった為、少し活動期間が延びそうです。
発見した対人地雷と不発弾、それに村人が偶然見つけた不発弾を含めて20数個が今日21日現在で見つかっていました。
今日の午前中にも、1個の不発弾(ロケット弾)と4個(パイナップル地雷3個とジャンピング地雷1個)の地雷が見つかったとの事でした。

我々日本人5人も、昼食後地雷原での隊員の活動を見学させて貰いました。
地雷原に入ると、あちこちに木や草を刈る隊員や金属探知機を操作する隊員が居ました。その中の一人の隊員の金属探知機が早速反応したので、我々はその隊員の一挙手一投足に注視しました。
草の根を鋏で切り、プロッダー(金属棒)やシャベルを使って慎重に土を掘り返しましたが、出て来たのは何かの金属製の破片がただ1つ。
暑い中、重いヘルメットを被り、プロテクターを着けての作業は、見ている我々の方が疲れる位過酷な任務ですが、その上、事程左様に、実際に地雷が見つかるまでには何度も何度も空振りを繰り返しますので、本当に気が遠くなる様な根気の要る作業なのです。

この日も、若い女性を含めて17人の隊員が作業に当たっていましたが、彼らは単にお金の為に活動しているのでは無く、カンボジアを少しでも早く安全な国にしたいとの信念の下、命懸けで地雷撤去に取り組んでいるのです。本当に頭が下がります。
尊敬すべきデマイナー達です。


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我々の来訪に合わせて、数日前に発見し保管していた地雷(中国製の72A型対人地雷)の爆破処理を見せてくれましたが、物凄い爆音と共に爆発して、遠く離れていても体が震えました。参加者皆が、一様に驚いていました。
何度立ち会っても、地雷は本当に恐ろしい兵器です。
こんな地雷が、カンボジアにはまだまだ数多く残っているのです。
それを思うと、アキラ氏達の活動がいかに重要な仕事なのか、カンボジアにとって、アキラ氏の存在がいかに大きいのかが、改めて分かります。
これからも私は、アキラ氏を応援し続ける覚悟です。
皆さんも、是非、私と一緒にアキラ氏の応援をして下さい。
私の作った「アキラ地雷博物館・日本人応援団」(http://akira-landminefree.org)に加入して、アキラ氏への活動資金の提供に力をお貸し下さい。
地雷原での隊員達の活動を報告している内に、いつの間にか応援団のPRになってしまいましたが、どうぞお許し下さい。


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私達日本人5人は、バーンの運転する車にギュウギュウ詰めになりながらも、感動と衝撃を心に留めながら、シェムリアップの街に16時頃無事帰還して参りました。
尚、アキラ氏は、ビル氏と一緒に19日にシェムリアップを出発し、プノンペンからバンコク経由でドバイに入りました。そして、1週間後に戻って来る予定です。


今日は、日本では超大型の台風21号が接近して、全国的に大変な事になっている模様です。
そんな中、衆院選の投開票日でもあります。
たかが1票、されど1票です。
皆様、どうか懸命な御選択を。




後継者募集中
お問い合わせは joyful57@hotmail.co.jp(川広)まで
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  1. 2017/10/22(日) 17:02:40|
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