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川ちゃんの「カンボジア生活日記」

「アキラ地雷博物館」でのボランティア活動の中で出会った人々のことや、日々の可笑しくも楽しいカンボジア生活を綴っていきたいと思います。

車椅子贈呈式

女生徒代表


1月20日(日)

今回のテーマは博物館で行われた「車椅子贈呈式」の模様です。
実はホームページの「ニュース」にも取り上げましたので、既に御覧頂いた方もいらっしゃるかも知れませんが、私自身が非常に感動して是非皆様方にもその感動を分かち合いたいとの思いから、再度ブログにも取り上げる事に致しました。

今年に入って最初の日曜日に、博物館において北海道の高校による車椅子の贈呈式が行われました。
遥々日本から4台の車椅子を届けてくれたのは、札幌清田高校グローバルコースの生徒26名と教員3名の皆さんでした。
この高校は2006年以来、アキラ地雷博物館内の孤児院施設「リリーフセンター」の子供たちに車椅子を贈呈する運動を続け、今回が5度目です。
「リリーフセンター」に贈られた車椅子は、更にカンボジアのより恵まれない施設や個人に贈呈され善意の輪が拡がります。

カンボジアではポル・ポト派による長き内戦で、人々は苦しめられ大勢の死傷者を出しました。
その時に埋められた地雷は未だ500万個が残っていると言われ、今でも毎年200人以上の負傷者を出し続けています。
そうした人々に対する国からの援助は全く無く、篤志家や外国支援に頼らざるを得ません。
日本からも数々のNGO、NPO団体や任意団体、個人が様々な形でカンボジアに対する支援を続けていますが、この札幌清田高校もその内の一つと言う訳です。

金銭支援や物資の支援について、様々な議論が有る事も事実です。
折角の支援がそれを本当に必要としている人々に届かず、腐敗を助長しているとか、或いは支援を当てにして受ける側が労働意欲を失うとか。
そうした事にも目配りをする必要は確かに有るのですが、それ以上に私はこうした善意の気持ち、自分以外の困っている人を助けたいと願う純粋な気持ちが若い人達に芽生える事が、遥かに素晴らしい事だと思います。
自己満足だと言われようが、青臭いと言われようが、こうした他人を思いやる心、人の役に立ちたいと願う心をより多くの若者が抱いてくれれば、日本の将来もまだまだ捨てたものでは無いと思います。

日本では2011年3月11日に東日本大震災が有り、未だ復興は道半ばです。
外国を支援するどころでは無い、それよりも震災復興に協力する方が大事だと言う話もよく聞きます。勿論それも、焦眉の急を要する大切な事ですが、同時にそういう時だからこそ外国にも目を向けて頂きたいのです。
東日本大震災の時には、カンボジアのそれ程裕福で無い人々が、財布からなけなしのお金を出し合って日本に送ってくれましたし、世界中からそうしたお金や物資が届けられました。そして、それは多くの日本人を感動させました。
自分の為では無く、人の為に何かをすると言う行為は、人の心を暖めると同時に自分自身の心をも暖かくします。
他人が幸せになるだけでなく、自分自身も幸せになります。
正に「情けは人の為ならず」です。多くの人がそうした気持ちを抱けば、それは世界平和へと繋がります。

札幌清田高校の皆さんはみんなとても優しいまなざしでリリーフセンターの子供たちを見つめ、受ける側の子供たちも、誰もが顔一杯に感謝の笑顔を浮かべていました。
こうした事を改めて考えさせてくれた、心温まる「車椅子贈呈式」でした。


ティアの背中

観客の子供たち

女生徒代表挨拶

子供たち


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  1. 2013/01/20(日) 02:20:11|
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