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川ちゃんの「カンボジア生活日記」

「アキラ地雷博物館」でのボランティア活動の中で出会った人々のことや、日々の可笑しくも楽しいカンボジア生活を綴っていきたいと思います。

カンボジア交通事情

昔の名前で出ています
昔の名前で出ています


7月20日(金)
さて、今回はこちらの交通事情について書きたいと思います。 
少し昔を知っている人に聞くと、やはり車、バイクが急激に増えた様です。ここシェムリアップやプノンペンは外国人客が多い為そうした車やバイクに加えて、バイクの後ろに客車を付けたトゥクトゥクと言う乗り物や、バイクの後部座席に客を乗せて走るバイクタクシー(モトドップ)が街の至る所で客引きをしていて、歩いていると必ず声を掛けてきます。
それにピックアップトラックと言って荷台に大勢の人を乗せた車や、トラクターの後ろに客車を付けた乗り物も人間を乗せて走っています。これは田舎だけでなく街でも結構見かけます。あとは長距離大型バスや乗り合いタクシー、普通のタクシーも少しずつですが増えて来ています。車は圧倒的にトヨタ車、それも何故かカムリがやたら多いのですが(普通車は殆どがカムリ)その他にもたまにレクサス、それに日産や三菱、ホンダ、いすずなどの軽四やトラックが時々走っています。兎に角日本車が一番多いです。しかしバスなど大型車になると韓国のヒュンデ自動車が幅を利かせています。それにベンツなどの高級車もたまに見かけます。しかしこれはあくまでシェムリアップやプノンペンの話で、田舎に行くとまだまだ車は少ないと思われます。
替わってバイクですが、やはりこれがこちらの乗り物の中心です。中古で800ドル前後、新車だと1200ドル以上して、こちらの物価水準からするとかなり高級品ですが(2、3か月分の生活費あるいはそれ以上)驚く位に普及しています。てっきりローンでも組んでいるのだろうと思っていましたが、聞くとみんな親戚から借金したり、貯金して買っているとの事です。このバイクもホンダやスズキと言った日本製が殆どです。それもスーパーカブの様なノンクラッチ、4速型の物ばかりです。たま~に所謂自動二輪車が走っていますが、これは殆どが外国人居住者の物です。この日本製のオートバイの排気量は100ccとか125ccでして、何故か日本の様な50ccとか70cc、90ccは見た事が有りません。

さて、ここからは私の知人の話でして、決して私ではありませんので、誤解なさらずに読み進めて頂きたいのですが、彼の愛車もこのホンダ100ccです。この愛車でもって彼は毎日30数キロの道をある場所へ通っています。遠くて大変なのですが、実は彼にとってはこのバイクに乗っている時間が至福の時なのです。
この国では交通ルールは滅茶苦茶です。子供がバイクに乗るわ、信号は無視するわ(こちらは車は右側通行ですが、右折する車は誰も信号を守りません)、反対車線にはみ出して平気で追い抜くわ、逆走するわと挙げれば切りが有りません。違反なのかどうかは知りませんが、3人、4人乗りは当たり前、中には小さい子を小脇に抱えて5人乗りする剛の者もいます。彼や私としては恐ろしくて出来ませんが、子供を人形か何かの様に扱っていてホントに器用なものです。人以外でも荷物を大量に荷台に積んだり、物凄く長い竿を持ったりとよくあんな事が出来るなと感心します。それらのバイクが右から左から前からウンカの如く湧き出てきます。左端を走っていても更に左を追い抜いて行きますし、ちょっと脇見をしようものなら前からの逆走車に肝を冷やします。油断も隙も有ったものではありません。
しかし、これが彼の性分に合ってます。左から追い抜かれると更に左を追い抜きますし、そうした走りの中で常にポールポジションを取る様いつも心掛けています。
日本では運転が荒いとか、ハンドルを握ると人格が変わるとか、運転に落ち着きが無いとか散々な言われ方をして来ましたが、こちらでは誰もそんな事は言いません。それが当たり前なのですから。 
『日本の赤い稲妻』として、尊敬すらされています・・・・。
 (ウソです。ヘルメットに赤いラインが入っているので、彼が自分で勝手にそう呼んでいるだけです、デヘッ)

この彼の愛車ホンダ100ccでもって、ある場所へと続く30数キロの道をフルスロットル(と言っても60キロまでしか出ませんが)で、彼は毎日一人でタイムトライアルしています。平均では40分位掛かりますが、上手く行くと30分を切ります。地元のバイクや車に混じって前をアメ車や韓国車、中国車が行くと抜かずにはおれません。スラローム走行もお手の物です。彼も私と同じく平和主義者なのですが、本性は好戦的なのかも知れませんね。何せ、一見温厚そうに見えますが、日本では部下に鬼と呼ばれていた時も有った様ですからね。コワイコワイ。 
カンボジアの道路はかなり舗装が進んではいますが、技術が未熟なのか、それとも次に仕事を受注する為にわざと手抜きをしているのかは分かりませんが、大雨が降るとあちこちに大穴が開きます。それに道路の端は赤土のままなので、雨が降ると道に流れ出し、それが乾くと砂埃になって舞い上がります。ですからマスク無しには走れません。現に気管支をやられる人が多くいます。それに舗装はされていてもかなりガタガタでここをフルスロットルで走ると、激しい振動の為尻が痛くて堪りません(彼曰く、痔が痛いのでは無いとの事です)。バイクの前かごもこの振動でこれまで2回も壊れて吹っ飛んだそうです。それでもスピードの快感には勝てないそう。もうすぐ還暦と言うのに、いい年こいて、ほんまにアホですね。
警察の取り締まりも結構やっていますが、これは主に両側のバックミラー(日本では片方だけ)と運転者のヘルメットのチェックをしていて、スピードには寛容な様です。初めの頃、前を行く白バイを恐る恐る追い抜いたりましたが、追い掛けて来なかったので・・・・。との事です。それに捕まっても反則金は5000リエル(日本円で100円)と安く、それにその場で切符を切られたら終了です。彼がバイクを買った翌日、訳が分からないまま一方通行違反で捕まりましたが、手続きは至って簡単。こうした点がこの国の一番好きなところだと彼が言っていました。ナンチャッテ。
今日も愛車ホンダ100ccに跨ったアラカン暴走族が、カンボジアの青空の下爆走を続けています。

なんて、ちょっと過激に書きましたが、事故はしてもされても大変なので、それには十分注意を払っていますこと、それに日本人として後ろ指を指されない様肝に銘じている事、彼に成り代わり付け加えておきます。
でもいい加減、目立って来ているかも・・・アブナイ日本人として。日本人の名誉を汚すなよ、アンタ。
繰り返しますが、決して私の事では有りませんので、誤解無き様に。ウヒャ
にしては、ある場所への距離が30数キロって、博物館への距離とまったく一緒だけど、アンタの正体はホントは・・・・イヤイヤ。

上の文章で一部訂正が有ります。
赤信号での右折の件ですが、こちらでは右折は違反では無いとの事です。彼は何故か信号だけは几帳面で、誰一人止まらない中一人赤信号で止まっていまして、後からやって来るのがどんどん右折していくのを見ながら「オメエラ、ええかげんにせえよ、みんな信号ムシかよ」とボヤいていましたが、彼がムチでした。名誉を傷つけましたカンボジア人関係各位には深くお詫びし訂正させて頂きます。
でもウインカーくらいはしっかり出してネ。と彼が言っていました。


昨年の洪水の日のトゥクトゥク
昨年の洪水の日のトゥクトゥク


4人乗り
4人乗り


5人乗り
5人乗り


逆走車
逆走も何のその


ピックアップトラック
ピックアップトラック


ピックアップトラック2
ピックアップトラック2


リヤカー車
ルーモー?(リヤカー車)


リヤカー車2
ルーモー2?


トラクター車
トラクター車


乗れるだけ乗れい
乗れるだけ乗れい


お坊さんの布教活動
お坊さんの布教活動


こんなのも
こんなのも


牛も行きます
ウシも行きます


舗装工事
舗装工事


昔の名前で出ています2
昔の名前で出ています2


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  1. 2012/07/20(金) 10:32:15|
  2. お笑いネタ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ハンドルをにぎると・・・

赤い稲妻!きっと月光仮面のように疾走しているのでしょうね。実は、私が知っている彼もハンドルを握るとむらむらと闘争心が湧いてくるそうなんです。抜かれると抜き返そうとする、後ろから追われると必死でポジションを守ろうと頑張る・・・何がそうさせるのかな?まあ、お互い気を付けるように言ってやりましょうね。こちらは暑くてうだりそうです!!
  1. 2012/07/24(火) 06:10:12 |
  2. URL |
  3. カズ #-
  4. [ 編集 ]

返信

似た様な人がいますね。社会的立場を考えて、あまり無茶をしないように言っておいてください。
それにしても日本は暑そうですね。どうぞ熱中症にお気を付けください。
  1. 2012/07/24(火) 23:08:13 |
  2. URL |
  3. 川ちゃん又の名をジョリー #chUQYzFk
  4. [ 編集 ]

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