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川ちゃんの「カンボジア生活日記」

「アキラ地雷博物館」でのボランティア活動の中で出会った人々のことや、日々の可笑しくも楽しいカンボジア生活を綴っていきたいと思います。

ワットボー小学校「第8回芸術音楽発表会」

鍵盤ハーモニカとアコーディオン
演奏する子供たち


3月31日(日)

私事ですが、2年前の昨日、2011年3月30日にカンボジアの地に降り立ちましたので、カンボジア在住丸2年となりました。本当にあっと言う間の2年だった様に思います。
この間、博物館関係者はじめ大勢の皆様に大変お世話になっております。
あと1年弱、何卒宜しくお願い致します。

その昨日も、先週に引き続き又しても結婚式が有り午後から出掛けたのですが、今回の披露パーティではこれまでで経験した事の無い催し(例えばケーキ入刀やブーケ・トスなど)が色々有りました。その話題も書きたくはありますが、今回のブログは午前中に行って来ましたワットボー小学校での発表会がテーマですので、結婚式の話題はまた別の機会に譲りますね。

さて、その午前中にはこのブログの中の「アナコットの紹介」と「ワットボー小学校に日本のプロ歌手登場の巻」にも登場頂いたあの田中千草さんが校長補佐を務めるワットボー小学校で、「第8回芸術音楽発表会」が開催されましたので、その見学に行って参りました。

田中さんは2007年1月に海外青年協力隊(JICA)の一員としてこのワットボー小学校に着任。音楽教育を中心とした支援活動を行い、2年の任期を終えた後は単独でこのワットボー小に再赴任し、校長補佐と言う立場でまず教員に対する音楽指導を行い、その後子供たちに対する音楽授業の普及に努めています。
田中さんはそれ以外にも、非営利団体「アナコット・カンボジア」を設立して、就学困難な子供たちへの就学援助をしたり、貧しい村への食料支援活動、また家庭の事情により学校へ通えない子供を自ら引き取って育てるなど八面六臂の活躍をするボランティアの鑑の様な人ですが、詳しくはHP「アナコット・カンボジア」を御覧下さい。

カンボジアでは、中国の毛沢東主義を信奉する極端な共産主義思想のポルポト政権時代に、それまでの文化、文明はすべて資本主義社会がもたらしたものとして否定され、よって音楽芸術活動は一切禁止されました。鼻歌を唄っただけでも見つかれば殺されたと言います。
その影響から、まだまだ音楽を教える事の出来る人材が少なく、よってカンボジアの学校では、音楽は教科として存在していません。

そんな中田中さんは、子供たちが様々な教科を学ぶ中で、学ぶことの楽しさを知るという意味で最も重要な学問の一つが音楽であるとの信念の下、カンボジアに音楽授業を根付かせる為に日夜奮闘している訳です。

そして、その音楽を学んだ子供たちが、自分達が習得した技術、喜びを発表する場がこの「芸術音楽発表会」と言う訳です。
客席として用意されたテントは父兄や近所の人達で満席となり、その大観衆の前で幼稚園児から6年生までの子供たちがクラスごとに歌や楽器演奏、劇を披露しました。
この学校はカンボジア一のマンモス校で、生徒が5200人もいます。
ですから、一度に全員が発表することは出来ませんので、この日も午前と午後の部の2部構成でした。
午前の部が7時15分から11時前まで、午後の部が13時15分から17時前まででした。
私は午後から結婚式が入っていたので午前の部に参加したのですが、半分であっても30以上のクラスの出演で本当に圧倒されました。
小さい子から大きい子までそれぞれが、鍵盤ハーモニカやアコーディオン、大太鼓や小太鼓、ドラムや電子オルガンを器用に扱いながら様々なカンボジアの曲を演奏してくれました。歌の発表では、カンボジアの歌に混じって「ジングルベル」や「上を向いて歩こう」などもカンボジア語で唄われましたが、「涙そうそう」は日本語とカンボジア語の両方で唄われていました。
どの子もみんな、いかにも楽しそうに元気に唄い、踊り、楽器を演奏していました。
これだけの発表会を実施するに当たっては、田中さんを始め校長先生、そして子供たちを直接指導した100人以上の他の先生方の御苦労は並大抵では無かったでしょう。
みんなが心を一つにして取り組んだからこその成果だと思います。
本当に素晴らしい発表会でした。
田中千草さん、子供たち、そして先生方に心から拍手を送りたいと思います。


お面をつけての歌
お面をつけての歌

6年生の芝居と歌
6年生の芝居を交えた歌

待機中
出番待ちの子供たち

幼稚園児
幼稚園児の歌

先生も歌と踊りを披露
先生方も歌と踊りを披露

客席
客席の様子

6年生の劇
6年生の劇

ドラムと太鼓
リズム感抜群のドラムと太鼓

音楽隊
音楽隊の演奏


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  1. 2013/03/31(日) 11:56:07|
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コメント

ボランティア

こんにちは!
今日、地雷博物館にお伺いした柏木です。
今日は丁寧なガイドを、本当にありがとうございました!

唐突ですが、私は今回のカンボジアでの滞在にあたり、なにかボランティア活動ができないかと考えています。
地雷の関係か、この記事のような学校での活動か、何でも構わないのですが、なにか私でもできるようなことはあるでしょうか?

ちなみに、カンボジアでの滞在は、シェムリアップにあと3日、そのあと、プノンペンに2日程度です。
急なことで恐縮ですが、何かご存知でしたら、教えていただけたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
  1. 2013/04/09(火) 23:54:53 |
  2. URL |
  3. 柏木 優花 #-
  4. [ 編集 ]

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