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川ちゃんの「カンボジア生活日記」

「アキラ地雷博物館」でのボランティア活動の中で出会った人々のことや、日々の可笑しくも楽しいカンボジア生活を綴っていきたいと思います。

孤児院ボランティア・岩田亮子さんの巻

岩田亮子さん
岩田亮子さんとカンボジア人スタッフ2人


5月26日(日)

先週御案内の通り、今回は、バッタンバンの孤児院で孤軍奮闘中の、岩田亮子さんの御紹介です。
カンボジアでは、孤児院と言っても必ずしも親の居ない子供たちが対象では無く、貧困や病気、虐待など様々な事情を抱えた子供たちが、親元を離れて生活している施設です。
大抵の場合、政府からの援助は無く、色々な国のNGOやカンボジア人の篤志家が身銭を切って運営しています。
シェムリアップには、日本人が運営している孤児院も何箇所か有りますが、バッタンバンには恐らく1箇所も無いと思われます。
岩田さんがボランティアをされている孤児院は、バッタンバンの「HOPE OF CHILDREN」(HOC)。
カンボジア人のお坊さんが作った孤児院です。
最初はお寺の中にあったそうですが、2011年に今の場所タコック村に移転しています。
岩田さんがその孤児院を手伝う様になったのは、2009年7月から。
日本でJALの国際線スチュワーデス(所謂スッチー)だった岩田さんが、何故カンボジアの孤児院で働く様になったのか。それもボランティアですから、全くの無報酬で。
そこには物凄い人間ドラマが隠されている訳ですが、私の筆力では十分お伝え仕切れませんので、関心を持たれた方は是非ご本人から直接伺って下さい。

ヒントを申しますと
1 前々から東南アジアへ、支援物資を送ったりの活動をされていた。
2 早期退職制度を利用して、45歳の時退職された。
3 日本に居た時、日本語教師の資格を取得されていた。
4 手の届く国際貢献をしたいと言う強い思いを、かねてから持たれていた。

以上です・・・って、これだけじゃあさっぱり分からんわなあ。
兎に角、55歳の時カンボジアに単身乗り込まれ、それも余り日本人の居ないバッタンバンで、孤児院と言う右も左も分からない全く未経験の分野で、設立者のお坊さんとたった二人きりで運営に携わられたのです。
凄い勇気、決断力です。
世話をしている子供たちは、下が3歳から上は18歳迄で、人数は50人。
多い時には100人近く居たそうですが、孤児院の生活に馴染めなかったり、卒業したり、また新しく入ってきたりで人数は流動的です。それでも50人と言うのは、二人で世話するには大変な数です。幸い卒業した子供たちの中から2、3人の優秀な子がスタッフとして残って手伝っていますが、それでも人手が足りてるとはとても言えません。
そんな中、資金不足を補う為に自給自足を目指して米作り、野菜作りにもチャレンジされ、お坊さん、岩田さんとも全く農業未経験のお二人が、見よう見まねで田植えをし野菜の種を蒔かれたそうです。今では年間2トンの米を収穫し、バナナ、マンゴー、パパイヤ、ヤシ、米の育たぬ時期に冬瓜、豆類、とうもろこし、マッシュルーム、葉物野菜など収穫されている様ですが、米も1ヶ月で1トンを消費すると言う事ですから、決して足りているとは言えませんが。
また更には、運営資金の確保と、土地を提供してくれたタコック村に対する雇用支援を目指して、敷地内に縫製工房を設立し、そこで村人の女性数人が、日本の子供向けの可愛いリュックサックとポーチを作っていました。日本の或る企業が、この孤児院に対する支援の一環として、一括して購入してくれるそうです。
これとて、企業経営、縫製などの専門知識の全く無い岩田さんが、子供たちの世話で忙しい中、色んな人の伝手を頼り、独自に勉強されて行っている訳ですから大したものです。
しかし、カンボジアならではの様々な困難を抱えていて、トタン屋根の為工場内が蒸し風呂状態であったり、周辺に虫が多くて、その虫が梱包した製品の中に入って税関で引っ掛かったりと、日本では考えられないトラブルが色々有る様です。
設立者のお坊さんも凄い人で、敷地内に建っているゲストハウスなどの建物は、お坊さんと子供たちの手作りだそうです。
子供たちの宿舎は、イギリスとイタリアのNGOが資金を提供してくれて建った様ですが。
子供たちは数キロ先の学校に通っていますが、バッタンバンはまだまだ治安が悪く、子供の誘拐などの危険がある為、2台のトゥクトゥクを購入して、卒業生スタッフの運転で学校への送り迎えをしていました。
また子供たちは、学校から帰ると孤児院内に作られたパソコン教室で、パソコンの勉強もするそうです。先生は卒業生スタッフとか。
あと、現在寺子屋も建設中で、私の居る「アキラ地雷博物館」の中の「リリーフ・センター」同様に、ここでも子供たちに学校とは別に独自の教育を施そうとしていました。

運営資金が十分と言えない中で、色々アイデアを出し、身体を動かし前向きに取り組むこの方の、私と同い年とは思えないそのバイタリティに、只々圧倒されます。
物腰柔らかく、上品で笑顔の絶えないこの方の、何処にその様なエネルギーが秘められているのか。
田中千草さんと言い、赤尾和美さんと言い、この岩田亮子さんと言い、カンボジアで活躍する女性恐るべし。
ここにもまた、輝ける日本人がいました。


所有のトゥクトゥクで学校から帰って来た子供たち
孤児院所有のトゥクトゥクで学校から帰って来た子供たち

孤児院全景  建築中の寺子屋
孤児院全景、
 この空き地が雨季になると田んぼになります。     建築中の寺子屋、 廃材利用です。


子供たちの宿舎(男子寮)  子供たちの宿舎(女子寮)
子供たちの宿舎(女子寮)                  子供たちの宿舎(男子寮)

縫製工場外観  縫製工場内
縫製工場外観                         縫製工場内


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