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川ちゃんの「カンボジア生活日記」

「アキラ地雷博物館」でのボランティア活動の中で出会った人々のことや、日々の可笑しくも楽しいカンボジア生活を綴っていきたいと思います。

チヒ ドムライ(象に乗る)

2019年6月2日(日) 

ここカンボジアは、今は雨季です。
今年は、例年より少し早目の先月初旬に雨季に入りました。
しかし、年々雨季、乾季の様相が変わって来ていて、雨季だからと言っても毎日雨が降る訳では無く、また乾季なのに降ったりもします。
と言う訳で、今日も朝からいい天気。

そんな中、先日の木曜日、博物館を休んで家族で象に乗る為に「アンコール・トム」に出掛けました。
子供の通う幼稚園が、何故か木曜日が休みなので(1週間の内、日曜と木曜が休みです)。

妻と子はカンボジア人ですから遺跡入場料はタダですが、私は外国人ですからチケットを買わなければ遺跡エリアには入れません。
遺跡チケット代は、1日券が今は37ドルも掛かりますので(以前は20ドルだったのですが、一昨年の2月から一遍に倍近くに値上がりしました)、結構負担が大きいので、私がチケットを買うのは2011年3月にカンボジアに住む様になってからこれがたったの3回目です。

普段博物館に行く時には、遺跡エリアの中を通り抜けて行くので、チケットチェックポイントを通過しなければなりませんが、係員も、私が遺跡見学に行くのでは無く、アキラ地雷博物館に行くという事を知っているのでフリーパスで通してくれます(最初は止められて、事情を説明しました)が、この日はきちんと買ったチケットを見せて、3人乗りのバイクで颯爽と遺跡エリアに入りました。

朝の9時前にはアンコール・ワット西門前を通り抜けて、アンコール・トムの南大門手前のプノン・バケンの登り口に到着しました。
ここに象の乗り場が在り、その象に乗ってプノン・バケンに登るのが今回の家族サービスの最大の目的だったのです。
しか~し、ナンと乗り場の係員曰く、象はもう皆んな出払っていて、次は15時半からだと言うのです。

そんな殺生な・・・。まだ9時ですやんか。
そんなに早よ来な、象には乗れんのですカイ。



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仕方無いので諦めて、15時半に出直す事にして、その後アンコール・トムのバイヨン遺跡、タ・プローム遺跡などを巡り、ゆっくりと食事もして、15時前には朝の象乗り場に戻って来ました。
しかしその頃には一天にわかに掻き曇り、稲光がして、今にも降り出しそうになりました。
更に、妻のチェンダーが象乗り場の係員から言われたのは、午後の乗り場はここでは無く、バイヨン寺院だって。

そんなアホな。
朝と話が違うでないの。
段々、訳が分からなくなって来ました。

妻と私との会話は、簡単なクメール語、英語、日本語(あくまで、どれも簡単な)、そしてスマホの翻訳サイトなのですが、どれも不完全であり、通じない事もよくあります。

本当に、朝、象は出払っていたのか?
午後の乗り場はここでは無くバイヨン寺院と言うのは本当か?

疑心暗鬼と悪天候に心が挫け、もう帰ろうかとよっぽど思いました。
しかし、折角ここまで待って帰ったのでは、必ず後悔する事になると思い直し、もう一度信じることにしてバイヨン寺院に引き返しました。
バイヨン寺院で象乗り場を探し、やっと見つけて係員に聞くと、今度は何とプノン・バケンに象で登るには、子供は12歳以上で無いとダメだとのたまうではありませんか。

もうホンマに訳分からん。

その頃には雨が降り出したので一旦近くの休憩所で雨宿りし、頃合いを見計らって諦めて帰ろうとしてプノン・バケンの前を通り掛かった時、そこに象が居るではありませんか。
もう一度近付いて係員に聞くと、プノン・バケンには登らないが、この周辺を20分程廻ってくれると言うのです。

もうそれでいい、上等、上等。

金は大人20ドルずつ、ここはカンボジア人も同額ですが3歳の子供は無料でした。
私は勿論、チェンダーもリャサーも象に乗るのは生まれて初めて。
2人が大喜びするので、ついつい私も象の背中で童心に帰り、楽しい20分を過ごしました。
たったの20分ですが、かけがいのないものとなりました。
ただ、リャサーはまだ3歳ですから、この事はどうせ覚えていないでしょうが。

紆余曲折の一日でしたが、象に乗るという最大目的はどうにか達成出来、満足して家路に着きました。
チャンチャン



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  1. 2019/06/03(月) 21:58:56|
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「プサー・ルー」での買い物

2019年5月19日(日) 

妻と子との同居生活が始まった3月23日以降、それまでの生活パターンが一変しました。

いい様な悪い様な・・・。

俺の自由を返してくれ~い。
飲みにも自由に行けないよ~。


正直窮屈ではありますが、でも、良い事も一杯あります。
日本では家事分担が当たり前になっていますので、余り大きな声では言えませんが、妻が家事から私の世話から全部やってくれます。
掃除、洗濯、料理、マッサージ、爪切り、耳掃除、頭掻き、尻掻き、背中掻き etc etc

特に料理が得意で、朝からちゃんと作ってくれます。
7時には子供を幼稚園に連れて行かなければならないので、5時半には起きて御飯を炊いてササッとおかずを用意して、3人で一緒に食べ、それから2人はバイクで出掛けます。
私は暫く残って部屋でパソコン作業をして、8時か9時頃博物館に向けて出発します。
勿論、昼食も夕食も作ります。
非常に手際が良く、クメール料理なら大抵のものを作れます。
味も抜群です。

ハハハハ、いいトシをしたオッサンが・・・・
自分で書いていて恥ずかしくなりますが、でもホントなんです、皆さん。

そして、その料理を作る為の材料を買いに、近所の「プサー・ルー」に3人でよく出掛けます。
「プサー・ルー」の正式名称は「プサー・ルー・トム・トメイ」で、大きな新しい市場と言う意味ですが、シェムリアップに数あるプサー(市場)の中で最も大きな市場です。
一番有名で、観光コースの一つにもなっているのは「プサー・チャハ」(オールドマーケット)ですが、そちらが観光客向けなのに対してこちらは庶民向けであり、規模も勝っています。
庶民の台所と言った趣ですが、カンボジアのプサー(市場)と言うのは食料品だけでなく、日用雑貨品から衣類、宝飾品に至るまで何でも売っています。

私の住んでいるゲストハウスからこの「プサー・ルー」までは歩いて5分の距離なので、これまで何度も来た事はありますが、食事は大抵外食か出来合いのもので済ませていたので、食材を買いに来る事は殆ど有りませんでした。
しかし今は頻繁に、肉や野菜を求めてやって来ています。

家から近いのですが、暑いので歩くのは億劫ですし、交通量の多い国道6号線を渡らなければならないので、大抵バイクに3人乗りでやって来ます。
最初の頃は普通にバイクを駐車場に止めて、店の中で買い物をしていたのですが、今は違います。
店の外の路地にもズラッと露店が並んで商いをしているので、そこにバイクを乗り付けて、私と子供がバイクに残り、妻が歩いて露店や店の中を廻って買い物をして来ます。
この通路が狭くて人でゴッタ返している上に、そこをバイクだけで無く車やリヤカーも通るのですから、私一人だったら決して乗り入れない場所ですが、妻はカンボジア人ですからそんなの平気で、私にゴー・ゴーと言います。

ホント、カンボジア人恐るべし。
まあ、今は私も慣れましたが。


カンボジアのプサー(市場)は、決して衛生的とは言えません。
肉でも何でも、陳列ケースに入れられているのでなく、裸の状態で店頭に並べられて売られています。
店の外は中以上に不衛生でして、通路ですからホコリが舞い上がり、太陽光をまともに受ける中で生肉が売られているのです。ハエもわんさかたかっています。
でも、この国ではそんな事を気にしていては生きて行けません。
まあ、病気にならなければ良いとしなければなりません。


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結婚して、益々精神的に強くなった私です。
ホンマに病気にならんかノオ。




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  1. 2019/05/19(日) 23:10:56|
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5月5日「こどもの日」

2019年5月5日(日)

5月5日、今日は日本では「こどもの日」ですね。
私にも子供が日本に3人いますが、みんな30歳を超えていて「こどもの日」なんて意識する事はついぞありませんでしたが、今は違います。
私には、ここカンボジアに3歳(7月には4歳になりますが)の子供がいます。
その子の為に、今日はこれから家族3人でバカンスに出掛けます。

既報の通り、シェムリアップの中心地から東へ10キロ位行ったスワイトムと言う村に昨年土地を買い、既に井戸を掘り、塀を作って雨季が明ける今年11月から家の建築に取り掛かり、来年2月か3月には家が完成して、そうなってから家族3人一緒に暮らすと言う計画を立て、それまではタケオとシェムリアップに離れて別々に暮らす筈でしたが、1ヶ月間の滞在予定で3月22日に妻のチェンダーと子供のリャサーがタケオからシェムリアップに出て来て一緒に暮らす様になり、いつの間にか成り行きで予定を変更してタケオには戻らずそのままシェムリアップで暮らす事になりました。
それはそれで楽しい日々を過ごしてはいますが、これまでの生活パターンが大きく崩れ、4月は予約が入った数日しか博物館には行かず、家族サービスに追われる每日でした。
子供のリャサーは、直ぐに私に懷いてパパ、パパと纏わりついて来るのですが、寝起きとか外出した時にはママに甘えて私を袖にします。
ちょっとした事で泣き出すかと思ったら直ぐにケロッとして、やりたい放題。
泣き虫で甘えん坊、こんなリャサーに翻弄され続けていましたが、4日前の5月1日からそのリャサーを幼稚園に通わせ始め、これから徐々に元の生活を取り戻す予定です。


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カンボジアでは幼稚園が独立して存在する訳では無く、小学校の中に幼児クラスがありリャサーもそこに通わせています。
公立学校なので授業料はタダです。
朝7時から10時までの授業時間なので、今は妻のチェンダーがバイクで送って行って、そのまま授業が終わるまで留まっていますが、その内慣れたらリャサーを学校に残してチェンダーは日本語学校に通う予定です。
チェンダーは、タケオでもカンボジア人の先生に付いて日本語を少しずつ勉強していたのですが、シェムリアップで本格的に日本語を勉強させるつもりです。


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手前味噌になりますが、チェンダーは期待以上に優れた女性で、料理は抜群に上手だし、掃除、洗濯家事全般実に手際が良くこなし、非の打ち所が有りません。
こんな女性に巡り会えたのは義理の弟、妹であるソテアレンとチャントリアのお陰であり、本当に感謝で一杯です。

チェンダーは、結婚した2ヶ月後にカンボジア人の御主人をバイク事故で亡くしていて、リャサーは父親の顔を知りません。
チェンダーは勿論の事、チェンダーの両親や姉、弟の家族が近くに住んでいて、リャサーを大事に育てて来たので大変いい子なのですが、甘えん坊でもあります。
そのリャサーを、これからはチェンダーと2人して育てて行きます。
30年ぶりの子育てなので戸惑う事も多々有りますが、出来るだけ長生きして(と言ってもせいぜい後10年位でしょうが)、子供の成長を楽しみたいと思っています。




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  1. 2019/05/05(日) 12:58:31|
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家族で過ごした初めてのクメール正月

4月21日(日) 

もう終わって数日が経ちましたが、4月14日から16日までがカンボジア人にとって最大のイベントであるクメール正月でした。
もう何度かお話ししました通り、カンボジアでは正月が3回あります。
1回目が世界共通の1月1日の西暦の正月、2回目が2月の中国正月(春節)、そして3回目が一番盛大に祝われるこのクメール正月です。
正月の始まりは年によって若干異なりまして、女神(デバター)が降臨する時とされ、今年は14日の15時12分でした。
私にとっては、家族と過ごす初めての正月。
部屋に正月用の飾り付けを施し、14日の15時12分に合わせて線香を手向け、妻と子と3人でカンボジア式のお祈りをして女神様の到来を祝福しました。
(本当は星飾りをして、そこに女神様が入って来るのですが、部屋の外にゲストハウスのオーナーが設えた星飾りがあるので、それで代用しました。)


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正月が始まってからは、迂闊に外に出られません。
全くの無礼講で水掛けが行われるのです。
発祥はタイのソンクラン(水掛祭り)の様ですが、大人も子供も大きな水鉄砲やバケツを抱えて街を闊歩し、通り掛かった人に平気で水をぶっ掛けます。
バイクで走っていれば転倒もしかねません。
数年前には危険だからと中止命令が出たのですが、もう完全に復活していて、今年は特に激しかったです。
うちは外に出ないと言う訳には行きません。
何せ、家族で迎えた初めての正月なのですから。
親戚と一緒にお寺(パゴダ)にお参りしたり、パーティに招かれたり、子供を遊技場に連れて行ったりと、それはもう出突っぱりでした。
その度に我が家も、どれだけ水の洗礼を受けた事か。
「オメエラ、ええかげんにせえよ」と、何度も怒鳴りつけました(言葉は通じませんが)。
でもそれなりに、楽しくはありましたが。



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今年の干支はイノシシですね。
カンボジアにも十二支は有りますが、日本のヒツジとイノシシの所がカンボジアではヤギとブタになります。他は一緒ですが。
ですから、カンボジアでは今年はブタ年。
街の到るところにブタの模型や絵が飾られています。
女神様も、ブタに乗ってお出でになりましたとさ。



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話は変わりますが、昨日20日は妻の35回目の誕生日でした。
かつては親友であり、今は義理の弟になりますソテアレンの家に、妻の兄姉妹3世帯とソテアレンの兄姉妹3世帯、それに私の若いカンボジア人仲間が集まって、ささやかなバースディパーティを行いました。
妻は戸籍の上では33歳ですが、本当は35歳だそうです。
カンボジアではよく数え年を使うので、最初は数え年を言っているものと思っていましたが、どうやら本当に35歳。
と言いますのは、干支がネズミとの事なので。
カンボジアの戸籍は、昔は非常にいいかげんで、日本の様に生まれてから2週間以内に出生届を提出しなければならないと言う決まりでは無く、必要に応じて村長に申告して書類を作って貰っていたので、申告を何かの都合でわざと違えたり、単純に間違えたり、村長の方が間違えたりして結構事実と異なっているケースが多いのです。
私の周りだけでも数人居ます。
ですから、妻のチャンディーも、昨日戸籍上は33歳になりましたが、本当は35歳になったと言う訳です。
前にブログに誤った情報を載せてしまいました事をお詫びし、訂正したいと思います。ナハッ



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  1. 2019/04/21(日) 20:19:01|
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アキラ家の墓参りに同席

2019年4月9日(火) 

今年のクメール正月は4月14日から16日ですが、カンボジアでは正月前に必ず家族中でお墓参りに行く習わしの様です。
アキラ氏の家でも、10年前に亡くなった最初の奥さんのワットさんのお墓参りを4日に行なうという事で、私も妻と子供と一緒に参加しました。

アキラ氏の運転する車に、アキラ氏の家族5人とスタッフ1人、うちの家族3人が乗り、8時前に家を出発し、更に途中でワットさんのお母さんを乗せてお墓のあるお寺に到着したのが8時半頃。
お墓には既にワットさんの身内の人が数人来ていて、その後、ビルさん夫妻、博物館のスタッフ、更には今はまだ他所の孤児院に預かって貰っているリリーフセンターの子供たち数人も来て、賑やかに且つ厳かに故人を偲びました。
お寺で僧侶より拝んで貰った後、お墓で独特のお祭りをします。

墓標の前にゴザを敷いて、そこに様々なお供えをします。
果物や飲み物に加えて、家とか車の模型やら偽のお札を並べて行きます。
中でも、とりわけ目を引くのが豚一頭の丸焼き。
これらを整然と墓標前に配置した後、今度は土盛りに水を掛け、そこに色とりどりの短冊を埋め込みます。
そして最後に、家とか車の模型やら偽のお札を燃やします。

私は以前、ソテアレンのお母さんのお墓参りに参加しているので、今回の一連の流れは経験済みですが、それにしても面白い独特のお墓参りの風習です。

お墓参りの後アキラ氏の自宅に戻って、今度はお供えした豚一頭を切り分けて皆んなで楽しい食事会です。
男連中は、豚をつまみに缶ビールで大いに盛り上がりました。

カンボジアは、こう言った類の催し、家族や親しい人達が集まって行なう催しを、本当に大切にしている国だとつくづく思います。
こうした所が、私は大好きです。
兎に角、酒が飲めるから。



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話は変わりますが、うちの妻と子供が先月22日から1ヶ月の予定でシェムリアップに出て来ている事は、前回のブログで御報告済みですが、結局、来年の家の完成を待たずに、これよりずっと一緒に生活する事になりました。
女房、子供に押し切られ、私の描いていた計画がズタズタで、生活リズムは狂いっぱなしです。
でも、嬉しくて、親バカ、女房バカにどっぷり浸かって目尻は下がりっ放しの今日この頃です。




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  1. 2019/04/09(火) 16:34:16|
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